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南極大陸は緑に変わってきている

 気候変動が原因で南極ではとても小さい藻が大量発生している。

 

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 南極大陸と結びつかない色と言ったら緑だろう。しかしその考えは地球温暖化の影響で変わってくるだろう。

 

 最新の研究で、イギリスの科学者は地球温暖化の影響で南極で増えた緑藻の分布マップを作製した。

 

 その藻の密度が高いところは緑色に変色し、その様子は人工衛星の画像や地上基地からの観測で追跡されている。

 

 「この現象は南極の生物の理解や温暖化の結果南極がどのように変化するのかという研究に重要になってくる。」この研究の権威であるマット・デイビー博士は語る。

 

 「紅雪藻は光合成によって二酸化炭素を取り込む活動のカギとなる。」

 

 1679個の藻の群が南極の1.9平方キロメートルを覆っているという。

 

 南極大陸の南部の方はより気温が低いため、藻はあまり広がっていない。

 

 「この先の未来ではさらに藻が増えているだろう。」と研究者のアンドリュー・グレイは語る。