刑務所から息子を救い出すために10メートルのトンネルを掘った女性
ウクライナのある女性は息子を刑務所から救出するために、1人で脱出用トンネルを掘った。
息子が残りの人生を牢屋の中で過ごすのに納得できず、51年かけて練られた大胆不敵な脱出計画は文字通り脱出用トンネルを掘ることだった。
彼女はウクライナのザポリージアの刑務所の近くに家を借りることから始め、スコップと他の手動の機械だけで3メートルの穴を掘った。
必要な深さまで掘った後、刑務所の壁の下を通り内部に侵入できる10メートルのトンネルを掘り始めた。
作業の様子を隠すため、彼女は夜間しか作業しなかった。堀った砂を運ぶために初歩的な滑車のシステムを作ったりもしていた。
三週間かけて3トンもの砂を運んでいたが、結局彼女は捕まってしまった。
「この母親は完璧に準備していた。」地元住民は語る。
「3メートル掘るのはとても大変なはずだ。それを彼女は掘削機無しにやり遂げたんだ。」