アメリカ:「殺人スズメバチ」の入国が確認される
侵略的で大きなハチはミツバチの数を減らしてしまう危険性があると専門家は警告した。
スズメバチとして知られる大きなハチは、ヨーロッパではすでに問題のある侵略的な種だと証明されていて、最近アメリカにも入国したと考えられている。
ワシントン州のブレインとカスターでこのハチの目撃が報告されたという。
体長約4.5センチで0.6センチの針を持つスズメバチは、人間に死をもたらすほど危険であると報告されている。実際に日本では1年で50人ほどこの危険な生物に殺されている。
さらに、この捕食的な虫はミツバチを攻撃すると知られていて、そのミツバチたちは彼らに対抗するための先天的な能力を持っていない。
結果として、ごく少数のスズメバチでさえミツバチのコロニーを1つ破壊することができる。
「スズメバチはマンガから出てきた怪物のようだ。」とハチの飼育者であるスーザン・コービーは語る。
ワシントン州は現在、スズメバチはの巣を探し出し、破壊するために罠を設置している。
「奴らはかなりでかい。災害だ。そしてもっと大事なことは、奴らがミツバチにとって重大な捕食者だということだ。」と昆虫学者のトッド・マーレイは述べた。
「新しい種がアメリカに入ってきたとしても、初期の段階での数は少ない。だから数が少ないうちに、住民にどのようにスズメバチを発見したり見分けるのかを教えることが必要になってくる。そうするとチャンスがあるうちに絶滅させることができる。」とも述べた。