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お化け屋敷のオーナーは買い手に困る

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 ルイジアナ州の不動産管理人は、幽霊の噂がある家に買い手がいなくて困っている。

 100年程前に建てられた、4つのベッドルームがあるかなり大きなこの家は現在無料で入手できる。その理由として、この家が建てられている土地が開発のために購入され、その土地の新しいオーナーがこの家を別の場所へ移すことによってその歴史を保存することに興味があるから、ということがあげられる。

 しかし、ただ一つだけ問題がある。

それは誰もこの家を所有したがらないということだ。

 前の持ち主のダウンさんとその一家は代々その家に住んできたが、彼女によるといまだに祖母アデルの霊が現れるという。

 「彼女はいつもポットの中をいじっていた。例えばコンロの上に何かを置いたら誰かがその中をのぞきかき回すの。これは彼女の仕業だとみんな知っていたわ。だからその家のコンロの上に物を置いていると、いつも彼女が大きな音を立てているのが聞こえるの。」

 「誰かが鍋のフタを持ち上げるのが聞こえるけど、誰もキッチンにいないの。」とダウンさんは語る。

 この物件の宣伝をしている不動産管理人は、家の中のわがままなお化けを浄化するためにゴーストハントのチームを雇った。

 この無料の家を修復し、移転させるのに$80,000以上の費用が必要になり、心霊現象の心配よりも本質的な心配(例えばお金の心配)が増えるかもしれない。