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インド：サルが新型コロナウイルスの血液サンプルを盗む

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　5月29日インドのメーラトで、3人の新型コロナの患者から採取した血液サンプルがサルに盗まれた。

 

　ウッタル・プラデーシュ州の大きな病院でこの奇妙な事件は起きた。そのサルはこの病院のラボにいる研究員を攻撃し、コロナウイルスに感染している患者の血液サンプルをつかみ、近くの木へ素早く逃げたという。

 

　ソーシャルメディアで拡散されたサルが医療用の手袋で遊ぶ映像は、何人かのユーザーに映画「28日後」で感染したサルが研究所から逃げ出しゾンビになるウイルスを拡散している場面を連想させた。

 

　報告によると、盗まれたサンプルは後から見つかり傷もついていなかったという。

 

　「サンプルには傷がついていないからコロナが広まるリスクは無いよ。」とメーラト医学大学の管理人は語る。

 

　この事件のハイライトは、監視されていない状態で血液サンプルを盗むのがどんなに簡単かというところである。

 

　「これらはCOVIDのテストサンプルでは無く、患者の定期検診の血液サンプルなんだ。」と大学の学長は述べる。

 

　「新型コロナウイルスのサンプルは鎖が巻かれたクーラーボックスに保管されているよ。」