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イスラエル:CTスキャンでミイラの中身が判明する

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 3000年以上前の2つのエジプトのミイラに、何かわからないものが入っているのがわかった。

 

 イスラエルのハイファの病院で科学者たちが2つのミイラには何が入っているかを調べるためにCTスキャンを行うと、そこには驚くべきものが入っていた。

 

 この2つのミイラはナショナル・マリティム博物館で長年保管されていた。

 

 2つのうちの小さい方は鳥に関する何かだと考えられていて、エジプト神のホルスを象徴しているとされている。そのミイラの中には文字通り鳥が入っていて、それはおそらくハヤブサだと考えられている。

 

 もう片方は長い間子供が入っていると考えられていたが、実際には泥と穀物が入っていることがわかった。このミイラはエジプト神話の死を司る神オシリスを象徴している。

 

 これらのミイラは墓の中で本物の人間のミイラのそばに置かれていて、これらの人を死後の世界で守護する役割があるという。

 

 「古代エジプトでは、人間の墓が作られるとき、その人間のそばに人の手で作られた物や動物を置く風習があった。」と研究を進めたマルシア・ジャビットは語る。

 

 「古代エジプトでは鳥が重要な役割を果たしていた。鳥は守護者として考えられていたからファラオと共に墓に置かれていた。

 

 「この鳥がファラオの墓のものだとは考えていないが、何か関係があるものだとは思っているよ。」