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サメが巨大イカと喧嘩した証拠が見つかる

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 巨大な頭足類から受けたであろう傷を持つある1匹のホシザメが見つかった。

 

 約13メートルにまで成長する、とても大きくなかなか捕まえることのできない深海の住人である巨大イカは、その目撃例のほとんどが浜辺に打ちあがった死体で占められている。

 

 しかしときどき、この生物が存在する証拠が他の海洋生物に残っていることがある。その痕跡は主に深海での争いの傷や跡である。

 

 その最新の例がハワイの海岸で目撃されたある1匹のホシザメである。最近、海中写真家のデロン・ヴァーベックはこのサメの動画をカメラに収めた。

 

 2メートル以上の大きさまで成長するこのサメは決して小魚ではない。しかし、このサメの側面の広範囲にある丸い吸盤の痕跡は、このサメより大きな触手を持つ生物とこのサメが深海で争っていたことを示している。

 

 最新の研究によると、この地域にそのような傷を残すことができる生物は少ししかいない。しかもそれらはすべて巨大なイカに限られるという。

 

 しかしそれらの巨大イカは捕まえづらく、唯一わかることは、人間がめったに訪れないとても深いところに生息しているということだ。

 

 そしてホシザメもまた、そのような深海に生息している。